将来は故郷に木のおもちゃ工房と自宅ショップを開店を目指し、木のおもちゃ作家として手作りの木のおもちゃを全国の子どもたちに届けたいと考えている方に。
木のおもちゃ作家として独立家業をサポートいたします。
3か月で木のおもちゃ作りを学び、期間中に研修生のオリジナル作品が完成することを目標に、自己学習をサポートします。
木のおもちゃの制作方法、木材の種類の勉強、機械の購入方法、デザイン方法、糸鋸などの機械の扱い方、仕上げ方と包装、売るためのノウハウ、ホームページの作り方、イラストレーターなどを使ってデザインの実践などを学ぶことができます。
最初は小さな木のおもちゃ、キーフォルダーや鉛筆立てなどの木工品、そして木のおもちゃ木製雑貨などを制作します。次第にレベルアップして作家として独立したときにのために、オリジナル作品も制作していきましょう。
研修を受ける前に、工房とて利用できる作業スペース(出来ればショップも併用できる)を場所を事前に決定していたほうがおすすめです。(6畳×2部屋40㎡ぐらい以上)
作家として独立する際に必要な資金は、糸鋸45万、磨く機械40万、横切り120万、その他工具他20万程度の資金が必要です。中古品を探すのもいいと思いますが、100万から200万円の費用が必要です。機械は資産ですので、新たな価値を生み出すための道具ですので、資産を大きくするための投資と考えていい機械を揃えましょう。
研修費は光熱費等で毎月5万円×3か月、授業料は15万円×3か月で合計60万円を入学前にお振込みください。
研修後は木のおもちゃ作家として独立開業を目指します。2024年現在15名卒業し、10名の方が木のおもちゃ作家として活躍されています。自営業で生計を立てて行くのは大変ですが、自由に時間を使うことができ、自分で制作したものが売れていくことで自信もできて生きがいにもなります。作家として制作した作品の販売と、木工教室などの教室開催も可能です。
木のおもちゃ学校では、倉敷と神戸、吉祥寺にショップがありますので、作品を紹介することも可能です。日本の木材を使って、私たちが手作りしたものを、多くの子どもたちにお届けすることで持続可能な事業として定着できるように、作家同士がネットワークで交流し、それぞれの工房見学や、作品の交流で、大きな事業として進めていきたいと考えています。
木のおもちゃ学校は、広くて空調も完備されて快適な空間です。3か月の研修には、デザイナーのはまだまさしと教師2名が交代でアドバイスいたします。研修生は2~3名の少数で進めていますので、じっくりと学ぶことができます。
工房づくり:工房のスペースは40㎡以上は必要です。都会での住宅内に工房を持つことは大変難しい状況と思いますので、郊外の一戸建て賃借、移住も視野に、住宅兼工房で作業できる条件を検討ください。
機械の準備:昇降版、いとのこ、研磨機、ボール盤、集塵機、諸々道具や消耗品などの入手先などをご案内します。
材料供給:木にはいろいろ種類があります。木のおもちゃ学校では木のおもちゃに適した材料を集めて準備しています。お近くの方は持ち帰るか、遠方の場合は工房までお届けできるようにしています。
デザイン:デザインのしっかりしたオリジナル性の高いものであれば、お客様も喜んで購入いただけます。デザインと作風、良質な仕上げ程度を保つ必要があります。木のおもちゃ学校のメンバーは、木のおもちゃ学校でデザインされた作品はフリーでご利用いただけます。
販路:生産された作品は、ご自分の販路を開拓していただくことが必要ですが、木のおもちゃ学校でも、倉敷、神戸、吉祥寺店及びネットでの販路を準備しています。でも、独自に販路を広げることができれば、所得の安定と働き甲斐や生きがいにもつながり、一生の仕事として選んでよかったと感じていただけると思います。
最初はたいへんですが、徐々に技術もアップし、販路も確保して行きましょう。
応募条件
絵や工芸が大好きで経験豊富な方、美術学校やデザイン専攻科卒業、保育士や教員経験者、木のおもちゃ作家を目指す強い意志のある方
選考方法: 面接により受け入れを決定します
※尚、研修を受ければ全員作家として独立開業できる保証はありません。ご自分の力で独立開業を目指してください。
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